波乱の復活ツーリングレポ(3/29)

freetk66

2010年04月07日 15:10

寂しい森のソロも、お酒とラジオでどうにか過ごせるものです。


それにしても、この日は季節はずれの大雪に翻弄される一日となりました。


自然を甘く見るとこういう目に遭うということを改めて認識。意識面でもリハビリできたということで。(^_^ v



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AM 6:00 起床

今にも雪が降ってきそうなドンヨリした天気です。


当たり前ですが、周りにキャンパーは…


居ません。


とりあえず、寒いので薪ストーブに火を入れます。

中はじんわりと暖かくなり、ようやく落ち着いてきました。


サイトを10分くらい散歩します。


お湯が沸いたころにテントに戻り、モーニングコーヒーです。


Kifaruは室内も広く、頂上も高いので暖まりかたが緩やかです。


それでも、室内は40℃を簡単に越えます。


AM 7:45

再び雪が降り始めました。

予報では午後に雨マークがついている程度で、それほど荒れる一日になるとは思っていませんでした。

どうせ、山を降りれば晴れてくるでしょ?



DAKARも雪化粧を纏いました。


AM 9:00

一瞬、雪が小降りになり、このタイミングで撤収を進めることにします。


参天が風に強いことはよく知られていますが、ペグ15本で固定されるKifaruは相当、風にも強いような気がしてきました。

ただ、生地が極薄なので、木の枝が良い角度で飛んできたら、簡単に穴が開きそうですけどね(^^ゞ


AM 10:00

何とか撤収完了。

何とか雪は止んでくれたようです。 帰りの下り道も問題ありませんでした。


今日は、とりあえず朝霧高原を経由してR246で帰ることにしましょう。

あまり遅く帰ると都内で雨に降られるかもしれませんからね。


そういえば、2泊目の料金を支払っていませんでした。

管理棟に向かいましたが、残念ながら不在でした。

次回来るときに、何とかすることにしましょう。


さて、今日はずーーーーっと楽しみにしていた、吉田うどんの『くれちうどん』に行くこと。

今年に入って改装されて新規OPENされましたが、例の事故で開店訪問が叶いませんでした。


ということで、AM 10:50 到着。

途中、何度か訪問していたので建物の様子は知ってましたが、暖簾がかかっていると雰囲気チガイマス。


オーダーはHPにのみ乗っている裏メニューの『くれちうどん(500円)』。

腰の強いうどんは健在。辛子味噌をいれると、体が中から暖まってきます。これで冬のバイク走行も苦じゃなくなります。

でも、あまり入れすぎると汗をかきすぎて、走り初めに寒い思いをするので気をつけましょう。


食事前に店長さんと少しお話をしました。Blogに何度かコメントを頂いてましたが、以前はバイクに乗られていて北海道にもツーリングに行かれたらしい。ツーリング記事が店長の琴線に触れたのでしょうか… 今度はキャンプ場で北海道ツーリング談義なんて出来ると良いですねぇ~


AM 11:50

『道の駅 なるさわ』に到着。

特に用はなかったのですが、久々の訪問で定点観測。


この頃になると青空が見えてきました。この後のツーリングが気持ちの良いモノになる予感がしましたが……


『道の駅 朝霧高原』に到着すると、雪が舞い始めました。

到着時にはそれほど強い降りではなかったのですが、トイレを済ませて5分くらいで駐輪場に帰ってくると、かなり本気で雪が降り始めているではないですか… 路面に積もると身動きが出来なくなるので、早々にR246方面に山を下りることにします。


ところが、山を下ると  →  に変わり、ライダージャケットはずぶ濡れ。 雨合羽に着替えるタイミングも逃して、全身濡れねずみ状態。



これはタマランと帰路に就きますが、御殿場方面に近づくにつれ、気温がグングンと下がってきて、ついには再び  →  になりました。


電光掲示板に『御殿場方面 チェーン必要』の電光掲示板が。


対向車線の車も、屋根に10cmくらい雪を積んだまま走っている状態です。

これは、ちょっとヤバイかも…


そのあと、ギリギリまで御殿場方面向かってトライしましたが、ついに路面にシャーベット状の雪が積もる状態に。

停車のたびに足つきしますが、ツルツルと滑ってかなり危ない状態。

とうとう、R246を引き返さないといけないくらいの積雪状態になってしまいました。

両足を地面に下ろしながら摺り足走行で、転倒しないように慎重にUターン & 30km/h走行で再び沼津方面へ…



途中、寒さの限界で高速道路の高架下で濡れたジャケットの上から雨合羽を着込みます。

寒すぎて全身がガタガタと震えて収まりません。

このままの状態だと確実に風邪を引くパターン


ここで作戦を練り直します。 


『R1号経由で箱根を越えられないかな… この異常気象は富士山に近い御殿場だけの天気かもしれないし。 そうだよ!ここはR1号経由だよ!!』



沼津に近づくと路面の雪もなくなり、大分普通に走れるようになりました。

R1に入り、箱根を順調に目指しますが、やはり『チェーン規制』の通知が…



ガソリンを給油しながら再び、箱根越えの作戦を練ります。


『やっぱり暖かい伊豆経由で修善寺→天城→河津→真鶴→小田原ルートで箱根越えを狙うことにしましょう。 伊豆が4月に大雪なんてありえないからねぇ オレって天才かも。』








・゚・(つД`)・゚・ ウェ―ン



進路を絶たれました。


明日は会社なのに、帰れないよ。


近くのバイク屋に預けて電車で帰ることも考えました。『復活ツーリングのオチ』としての破壊力に惹かれましたが。


でも、やはりバイクと一緒に無事に自宅に帰ってこそ、復活ツーリングの締めくくりに相応しい… そう考えて、とりあえず安宿探してこの場を凌ぎ、休みを1日延長することに。


PM 6:50

三島駅に到着。 大きな駅前なら安い宿もあるだろうと考えましたが、この時点で寒さの限界。とにかく早く宿に入ってあったまりたい気持ちで一杯になり、駅の看板を頼りに一番近いビジホに電話を入れました。

さすがに平日夜で、アッサリと空き部屋はみつかりました。



『ホテルα1三島』へ。

駅からとほで1分程度。(・∀・) 6000円/泊と、思わぬ出費となりましたが、たまにはこういう展開も良いかなと思うようになって来ました。


とりあえず、カウンターのお姉さんが軽く引き気味に熱いおしぼりを渡してくれました。


荷物を部屋に置いて暖かい食べ物を探して駅前に繰り出すことに。


三島といったらヤッパ、ウナギだよね♪

ホテルのカウンターでこの辺のオススメのお店を聞きました。


で、21時近い時間に営業しているウナギ屋さん『お食事処 源氏』があるということで、ホテルから歩いて2分くらいのところに向かいました。

閉店間際で丁度、看板の電気が落ちたところ。ギリギリで滑り込みました。


うな重+うなぎコロッケ(お店オリジナル)で2,680円也~

蒸さない三島のウナギはコオバシイ薫りで食欲増進! 寒さもブッ飛ばしてくれました。


その後、ホテル1Fのコンビニでビールと肴、明日の朝の朝食(カップラーメン)を購入して、いい感じに酔っ払って三島の夜が更けていきました。



■本日のルート

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