GARMIN GPSMAP60CS 入院です。

freetk66

2009年08月02日 20:02

北海道ツーリングで苫小牧港から離道する日に大雨に遭遇し、ツーリングのレギュラーアイテムであるGARMIN社製の『GPSMAP CS60』が壊れました。


自分でできる範囲で修理を試みましたが、私の診断結果は


 『回線ショートによる電源ユニット損傷。 基盤交換による修理が必要』


という判断にいたしました。

でも、交換基盤を持っていないので、HPの修理受付フォームから申請してプロによる診断と修理をお願いすることに。



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■症状
・全てのボタンが無応答
・電源は入るが、電源ボタンでの操作ができず、電池を入れると自動的にON
 (電源を切るときは電池を抜く)
・GPS機能は生きている(軌跡ログの保存やPC連携も可能)



■目視による診断
・電源ボタン部分が経年劣化によりひび割れている
 (この部分から水が浸入し、本体内部に水が浸入した可能性が高い



電池を入れると…


自動的に電源ON!

なんか、便利な気がしてきましたが、電源OFF出来ないのでこれは不便。

このまま修理に出すのもなんか、他人任せで納得できない。



というわけで、出来るところまで分解・診断して、あわよくば直してしまおうという考え。


本体背面のねじを全て外して


『パカッ』

思っていたより落ち着いた内臓です。


電源ユニットにアクセスしたいのですが、本体上部のゴム部品が邪魔なので引っぺがします。


『ズルズルズル…』


何とか外れました。


電源ボタンの本体部分は随分奥まったところにありますね。
もう少しがんばって分解しないと、このユニットに到達出来そうにありません。


この後の作業をスムーズに進めるため、裏蓋につながっているケーブルを取り外します。

これは、外部電源/データ接続部につながるケーブルです。


簡単に外せます。


もうひとつは外部アンテナ(別売り)用の接続端子です。


六角ボルトで固定されているみたいです。


ペンチで回すと


簡単に外れました。 よし!


というわけで、分解途中経過。

これから中央本体の基盤へアクセスを開始します。


黒い固定器具が中々手ごわい。

じっくり観察して、アクセスルートを見つけました。


『グリグリグリ… ピキッ!!』


俺:『!!!?』


『グリグリ… グリグリグリ…… バキッ!!』


俺:『Σ (゚Д゚;) ひいいいぃぃぃぃぃぃ!!!』


危うくやっちまうところでしたが、


無事に基盤本体へのアクセスに成功!


本体から基盤を取り外すことに成功しました!!


電源ユニットです。

液晶部品が邪魔なのでこれも、外します。


4箇所の爪を外せば簡単に分離できます。


電源ユニットを後ろから除くと、基盤接点の左側がすこーしだけ白っぽくなってます。

なんとなく、ショートして焦げた跡のような感じです。


外観ではこれ以上分かりません。
この部品を交換すれば直りそうですが、繊細な半田付け技術を求められるため、これ以上の作業は無理。

白っぽい部分を爪楊枝を駆使して、綺麗に掃除しました。
これで直れば超ラッキー


元通りに組み立てなおして、電池を入れると…




『!!!?』





だめでした。


つい先ほど、埼玉に旅立っていきました。
大体1Wくらいで戻ってくるといいな。

それにしても、修理費用:2.5諭吉の出費は痛い。(ノД`)シクシク 



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