GARMIN GPSMAP60CS 入院です。
北海道ツーリングで苫小牧港から離道する日に大雨に遭遇し、ツーリングのレギュラーアイテムであるGARMIN社製の『GPSMAP CS60』が壊れました。
自分でできる範囲で修理を試みましたが、私の診断結果は
『回線ショートによる電源ユニット損傷。 基盤交換による修理が必要』
という判断にいたしました。
でも、交換基盤を持っていないので、HPの修理受付フォームから申請してプロによる診断と修理をお願いすることに。
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■症状
・全てのボタンが無応答
・電源は入るが、電源ボタンでの操作ができず、電池を入れると自動的にON
(電源を切るときは電池を抜く)
・GPS機能は生きている(軌跡ログの保存やPC連携も可能)
■目視による診断
・電源ボタン部分が経年劣化によりひび割れている
(この部分から水が浸入し、本体内部に水が浸入した可能性が高い
電池を入れると…
自動的に電源ON!
なんか、便利な気がしてきましたが、電源OFF出来ないのでこれは不便。
このまま修理に出すのもなんか、他人任せで納得できない。
というわけで、出来るところまで分解・診断して、あわよくば直してしまおうという考え。
本体背面のねじを全て外して
『パカッ』
思っていたより落ち着いた内臓です。
電源ユニットにアクセスしたいのですが、本体上部のゴム部品が邪魔なので引っぺがします。
『ズルズルズル…』
何とか外れました。
電源ボタンの本体部分は随分奥まったところにありますね。
もう少しがんばって分解しないと、このユニットに到達出来そうにありません。
この後の作業をスムーズに進めるため、裏蓋につながっているケーブルを取り外します。
これは、外部電源/データ接続部につながるケーブルです。
簡単に外せます。
もうひとつは外部アンテナ(別売り)用の接続端子です。
六角ボルトで固定されているみたいです。
ペンチで回すと
簡単に外れました。 よし!
というわけで、分解途中経過。
これから中央本体の基盤へアクセスを開始します。
黒い固定器具が中々手ごわい。
じっくり観察して、アクセスルートを見つけました。
『グリグリグリ… ピキッ!!』
俺:『!!!?』
『グリグリ… グリグリグリ…… バキッ!!』
俺:『Σ (゚Д゚;) ひいいいぃぃぃぃぃぃ!!!』
危うくやっちまうところでしたが、
無事に基盤本体へのアクセスに成功!
本体から基盤を取り外すことに成功しました!!
電源ユニットです。
液晶部品が邪魔なのでこれも、外します。
4箇所の爪を外せば簡単に分離できます。
電源ユニットを後ろから除くと、基盤接点の左側がすこーしだけ白っぽくなってます。
なんとなく、ショートして焦げた跡のような感じです。
外観ではこれ以上分かりません。
この部品を交換すれば直りそうですが、繊細な半田付け技術を求められるため、これ以上の作業は無理。
白っぽい部分を爪楊枝を駆使して、綺麗に掃除しました。
これで直れば超ラッキー
元通りに組み立てなおして、電池を入れると…
『!!!?』
だめでした。
つい先ほど、埼玉に旅立っていきました。
大体1Wくらいで戻ってくるといいな。
それにしても、修理費用:2.5諭吉の出費は痛い。(ノД`)シクシク
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