2009年夏北海道ツーリングレポート(3日目-2)

freetk66

2009年07月27日 23:10

北海道全域で天気は下り坂。

雨雲がすぐ傍まで来ていることがわかっているので、これ以上先に進むことは止めてあっさりと投宿することに。


軟弱だと言われてもかまうもんかー


で、適当に探した宿は、『最北の宿』

専用のガレージがあって、DAKARを雨風から凌ぐことができます。 即決でした。
※写真ではガレージ前に停めてますが、ちゃんと中に入れられるんですよ~。念のため。


でも、チェックインが15時からなんですよね~。(ただいま13時)


さ~て、どーすっかな。



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私はさすらいのアウトライダーです。

降り注ぐ雨は自然の恵み。 それらを全て受け止める心構えがあるのです。(ウソ)

というわけで、岬近くを散策です。


まずは、宗谷岬神社。(徒歩)

ここでは、元旦にその年の干支のキーホルダーを配っているんですよね。

12年間連続で元旦に岬に到達して神社に並べば、全12種類のキーホルダーを手に入れることができます。 気が遠くなるような壮大な計画です。

真冬に岬に到達するだけでも大変なのに、バイクにスパイク打って到達する漢(男)が大勢いるのです。


さて、急な階段を駆け上って岬手前の丘へ。(徒歩)


レストハウス『アルメリア』は、とんがり帽子の先端が霧で見えなくなっています。
そろそろ、雨が降り出してもおかしくありません。


振り返れば、宗谷岬。


13時30分。


去年、すでに営業を終えていて食事を取り損ねた『間宮堂』へ。


あっさり味の『塩ラーメン』をオーダー。 味よりも最果てで食事していることに満足してます。


旧日本軍の監視楼へ。 螺旋階段を登ると…


岬突端を一望できます。

相変わらず東北東からの風が強く、ジャケットが飛ばされそうになります。

でも、その岬の風景に15分近く強風に吹かれながらも眺めていました。 間宮堂から丸見えなので、きっと、『寒くないのかな~?』なんて思われていたかもしれません。

Soul(魂)が熱いので、この程度の風にはぜんぜん寒さを感じないんです。


空を見上げると、雲が途切れてきました。 ひょっとしたら雨が降るまで少し時間がありそうだね~



ということで、ガレージに停めさせて頂いてたDAKARを引っ張り出して、宗谷丘陵ツーリングに出撃です。


見渡す限りなだらかな丘が続いています。

手付かずの自然は、コレが本当に日本の風景なのかと疑いたくなるほどです。


走っても走っても、絶景が続きます。

少し走っては絶景に出会って写真を撮り、また少し走っては立ち止まってため息を吐く。



何もないことの尊さを感じることができる。 やっぱりここは、自分にとって大切な場所です。




 『ポツリ、ポツリ…』




ん? どうやら、雨が降り始めました。

雨の予報がだからこそ、時間をかけて宗谷丘陵を回ることができました。


 『立ち止まる旅』


ひょっとしたら、このペースが自分のスタイルに合っているのかもしれません。

ここまで時間がかかりましたが、いい "気付き" を与えてくれた最北の空でした。


15時20分。


宿に到着 & チェックイン。


部屋から岬は少ししか見えませんが、アットホームな宿で少し気に入りました。


ちょっと疲れたので、ベットで仮眠。。。。

のつもりが、床で寝てました。


19時 起床。 おなかが減ってきました。


岬のお土産やでビールを買い込んで、稚内の駅で買ったお弁当で夕食です。



ふぅ~、今日もいっぱい走りました。

明日は晴れるといいな。



■本日のルート

大きな地図で見る

(注)宗谷丘陵にNAVIを持っていかなかったため、ルートが表示されていません。



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