2009年夏北海道ツーリングレポート(3日目-2)
北海道全域で天気は下り坂。
雨雲がすぐ傍まで来ていることがわかっているので、これ以上先に進むことは止めてあっさりと投宿することに。
軟弱だと言われても
かまうもんかー
で、適当に探した宿は、
『最北の宿』。
専用のガレージがあって、DAKARを雨風から凌ぐことができます。 即決でした。
※写真ではガレージ前に停めてますが、ちゃんと中に入れられるんですよ~。念のため。
でも、チェックインが15時からなんですよね~。(ただいま13時)
さ~て、どーすっかな。
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私はさすらいのアウトライダーです。
降り注ぐ雨は
自然の恵み。 それらを
全て受け止める心構えがあるのです。(ウソ)
というわけで、岬近くを散策です。
まずは、宗谷岬神社。(徒歩)
ここでは、元旦にその年の干支のキーホルダーを配っているんですよね。
12年間連続で元旦に岬に到達して神社に並べば、全12種類のキーホルダーを手に入れることができます。 気が遠くなるような壮大な計画です。
真冬に岬に到達するだけでも大変なのに、バイクにスパイク打って到達する漢(男)が大勢いるのです。
さて、急な階段を駆け上って岬手前の丘へ。(徒歩)
レストハウス『アルメリア』は、とんがり帽子の先端が霧で見えなくなっています。
そろそろ、雨が降り出してもおかしくありません。
振り返れば、宗谷岬。
13時30分。
去年、すでに営業を終えていて食事を取り損ねた『間宮堂』へ。
あっさり味の『塩ラーメン』をオーダー。 味よりも
最果てで食事していることに満足してます。
旧日本軍の監視楼へ。 螺旋階段を登ると…
岬突端を一望できます。
相変わらず東北東からの風が強く、ジャケットが飛ばされそうになります。
でも、その岬の風景に15分近く強風に吹かれながらも眺めていました。 間宮堂から丸見えなので、きっと、『寒くないのかな~?』なんて思われていたかもしれません。
Soul(魂)が熱いので、この程度の風にはぜんぜん寒さを感じないんです。
空を見上げると、雲が途切れてきました。 ひょっとしたら雨が降るまで少し時間がありそうだね~
ということで、ガレージに停めさせて頂いてたDAKARを引っ張り出して、宗谷丘陵ツーリングに出撃です。
見渡す限りなだらかな丘が続いています。
手付かずの自然は、
コレが本当に日本の風景なのかと疑いたくなるほどです。
走っても走っても、絶景が続きます。
少し走っては絶景に出会って写真を撮り、また少し走っては立ち止まってため息を吐く。
何もないことの尊さを感じることができる。 やっぱりここは、自分にとって大切な場所です。
『ポツリ、ポツリ…』
ん? どうやら、雨が降り始めました。
雨の予報がだからこそ、時間をかけて宗谷丘陵を回ることができました。
『立ち止まる旅』
ひょっとしたら、このペースが自分のスタイルに合っているのかもしれません。
ここまで時間がかかりましたが、いい "気付き" を与えてくれた最北の空でした。
15時20分。
宿に到着 & チェックイン。
部屋から岬は少ししか見えませんが、アットホームな宿で少し気に入りました。
ちょっと疲れたので、ベットで仮眠。。。。
のつもりが、
床で寝てました。
19時 起床。 おなかが減ってきました。
岬のお土産やでビールを買い込んで、稚内の駅で買ったお弁当で夕食です。
ふぅ~、今日もいっぱい走りました。
明日は晴れるといいな。
■本日のルート
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(注)宗谷丘陵にNAVIを持っていかなかったため、ルートが表示されていません。
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