5時。
本当はもう少し早起きする予定でしたが、昨日の
やんちゃなツーリングで思った以上に疲労したみたいです。
参天から外の様子を伺うと、雨は止んでいますが、ついさっきまで雨が降っていたみたいです。
今日-明日の予報は、全道的に回復方向とのことで、
『呼人浦キャンプ場』 から撤収です。
今晩の幕営地は、
『上士幌航空公園キャンプ場』 の予定。
上士幌に幕営する場合、これまではお風呂に入るために、15kmほど離れた
『道の駅 しほろ温泉』 まで移動する必要がありましたが、最近になって上士幌市街に
『上士幌温泉ふれあいプラザ』 という施設ができたとのことで、そのチェックもしておきたいのです。
でも、移動距離を計算すると、
500kmに迫る長距離移動。
移動距離が300kmを越えると立ち寄る場所が減ってきて、移動ばっかりしている感覚になってしまうため、移動距離は250km以内が理想なのです。 2日分のシワ(遅れ)を伸ばすためにはこういう
Rcovery day を設定しないといけないんですよね。
キャンプ場で一緒になった他のキャンパーとお別れ間際の談笑。
今日、出撃すると伝えると、全力で後ろ髪を引っ張られました。
みんなの気持ちがすごく嬉しい。 でも、旅は一期一会。
出会いがあれば、別れるときが来ます。
でも、きっと再開できますよ。
みなさん、"旅心" を大切にされていて、その気持ちを抱き続けている限り、旅人同士を再会させてくれると思うんです。
大阪から移住した恵庭のおっちゃん! 来年もここに来るから。
え? きりたっぷにも行けって? わかりました。 呼人浦ときりたっぷですね。
今度ゆっくり、移住秘話をおしえてください。 参考にさせてもらいますから。
結局、夕日を観ることはできませんでしたが、また来年くればいい話。
『呼人浦キャンプ場』 は場所もキャンパーも本当にいいところです。
『みなさん、また来年!』
さて、2日前に幕営予定だった 『国設知床野営場』 へ向かいます。
来年の渡道に向けてチェックしておきたかったんです。
次の休憩場所を 『オシンコシンの滝』 に定めて出発です。
知床までのR334が高速コーナーの快走路で大好きな道のひとつなんです。
時計回りに北海道をツーリングすると、左手にオホーツク海を見ながら綺麗に整理された交通量の少ない知床国道を走ることにまります。 オロロンライン並みにテンションが上がります。
8時40分。
オシンコシンの滝に到着。 ここも、3年連続ですね。
ここには、
チャトラの野良ネコがいて、昨年里親を探していたんですよね。
いつも居る場所に行ってみましたが、野良の姿はありませんでした。
引き取り手が見つかったということで、よかったよかった…
マイナスイオンを目一杯浴びて出発です。
9時15分。
朝に、コーヒーしか飲んできてませんのでお腹が減ってきました。
ということで、 『ウトロ漁港婦人部食堂』 へ。
ここでは、うに丼やいくら丼はボリュームがやや少ないので、焼き魚をお勧めします。
時鮭の焼き魚定食をオーダー。
サラマンダーでじっくりと焼いてますが、なぜか2切れ焼いています。
お客さんは私以外居ないので、おかしいですね…
20分ほど待つと、なんと2切れが目の前に!
脂がのっていてほんとに美味しい。
ご飯お変わりしちゃいましたね。 朝から
エネルギー満タンです。
食べ終わってお店の人とちょっと話をしましたが、日中はR334はネズミ捕りをしているので、注意が必要だとのことです。 また、食堂の窓から羅臼岳が見えますが、雲に掛かっていて見えない場合、峠は天気が悪いので走行注意とのことです。
あと、やっぱり天気が悪い日が続いて、漁に出られない日が結構あるらしい。 今朝まで結構強く雨が降っていたらしいのですが、風が穏やかだったので、2日ぶりに漁に出港したらしいです。
地元の方も結構苦労されているみたいです。
『国設知床野営場』 に到着。
サイトの様子や設備を確認しますが、ゴミ捨てもできますしトイレや水場もあります。
キャンプ場は350円/泊で利用できます。
歩いて行ける距離に、日帰り湯の『夕日台の湯』があり、500円で利用できます。
人気があることは頷けますね。
でも、この日はライダーどころかキャンパーが居ません。
まぁ、この天気ですからね。
有料のキャンプ場で足止め食らうと、ジワジワと経済的にダメージを受けますから。
熊が出るときがあるらしいですが、
そのときは、3,200円/泊でケビンに避難すればいいので問題にはなりませんネ。
予想通り、宿泊したいキャンプ場です。 来年、幕営できるといいな。
10時30分。
知床ネイチャーセンターに到着。
知床五湖再訪を考えましたが、今日は時間が無いためパス。
そして、知床峠に到着。
曇り空ですが、雨は降っていません。
それにしても気温が低い。 電光表示で13℃。
出発時にフリースを着込んでますので、上半身は問題ないのですが、腰から下が
寒い。
羅臼岳は低く垂れ込めた雲に覆われています。遠くには国後島がくっきりと見えます。
知床峠を羅臼側に降りていきます。
まだ、雪が残っているところがあるんですね。 もう、7月ですよ? 恐るべし北海道。
ここは、最果てに来たことを実感させてくれます。 この雰囲気がまたここに来たい気持ちにさせられるんです。
寒いので、さっさと羅臼に下りましょう。
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