7月とは思えない気温の知床峠から羅臼側に逃げてきました。
さすがに麓に下りると寒さは感じませんね。それでも、17℃くらいでしょうか…。
なんとなく
秋の気配 を感じてしまいます。 それ程、今年の北海道は気温が上がりません。
12時30分。
『道の駅 知床・らうす』 に到着。
お土産の物色完了後、『海洋深層水ソフト』を頂きました。
空の青とのコントラストが
Good! 味は
GOD!
道東に来ると、ここでお土産を買うことが定番になりました。
一等の羅臼昆布を購入するために、いつも利用させてもらっている『舟木商店』さんへ。
お店の方に希望を伝えると、どうやら"一等"は商品が入っていないとのこと。
今回はじめて知りましたが、昆布の収穫は7月~8月頃で実際に商品として店頭に並び始めるのは8月~9月なのだとか。
(海岸で昆布を干している風景を目にしますが、実際に店頭に並ぶのは収穫から2~4週間を必要とするみたいです)
毎年9月頃にここに来ていますが、その時期でもなかなか"一等"の昆布は店頭に並ばず、てっきり時期が遅いと勘違いしていました。 8月にこないと商品は手に入らないんですね。。
がっかりしていると、店主が気を遣って、
『入荷したら発送しようか? 』
と。 そんなことできるのですか!?
毎年ここに寄ってきているので、顔を覚えてもらっているみたいです。
ちょっとためらいましたが、ご好意に甘えることにしました。
※後日、商品入荷連絡が入り、即日発送したとの連絡。 また来年きますね!
お土産の手配は完了。
そろそろまじめに帯広方面に向かわないと、日没後のテント設営になってしまいます。
でも、今回の旅の目的に、
セセキ温泉か
相泊温泉に浸かって
1時間くらいマッタリするという壮大な贅沢計画があるのです。 時間を理由に今回スルーしてしまうとまた、来年まで待たなければなりません。
5秒ほど考えましたが、
まぁ、考えてないんですけどね…
いつの間にか相泊方面に道道87号に入ってました。
知床半島の太平洋側を北上します。 最果感十分。
セセキ温泉は入り口が見つからず、相泊温泉に行くことに。
場所は直ぐに分かりました。
駐車場に車は2~3台あります。
お風呂セットを携えて海岸線へ。
湯船は簡易小屋に囲まれていて、男女別です。(手間が男湯、置くが女湯)
先客1名。
湯船の大きさは、4人も入ると一杯になりそうです。
湯温はちょっと高めですが、一度入ってしまえば問題なし。 テトラポット越しの太平洋を眺めながら
(時間が無いのに)極楽タイムを満喫しました。
先客の方とお話しましたが、その方は横須賀から車で北海道を周られているとのこと。 主に温泉を中心に道の駅やキャンプ場の駐車場で車中泊されているそうです。
お互いのこれまでの体験や、この後の予定を話しました。
湯船に浸かって上の記念写真を撮影していたら、感化されたのかカメラを取りに戻られたり。。。
丁度お昼の時間帯でしたので、
『純の番屋』を紹介しました。
ここは昨年のツーリングで始めて訪れて、カレイの煮付け定食のボリュームと味に感動したんですよね。 お店も番屋の寂れている雰囲気十分で、かなり気に入ってます。
30分程お話して次の目的地に出発されました。
とても穏やかな感じの方で、もっとお話したかったのですが、
たぶん、番屋で逢えそうです。私はさらに15分ほど
湯船での~んびり。
そろそろ湯船から出ようとしたら丁度、別のお客がきたので、ちょっと挨拶をして次の目的地へ。
14時。
何度、急ぐと言ったら。。。
結局、バイクでいける知床半島のドンヅマリまで来てしまいました。
見上げると、3層の綺麗な雲が流れていました。
合泊? 相泊??
とにかく、ここまで辿り着きました。
ここから先に進むには、羆の生息地域を避けて、海岸沿いに徒歩になります。
直ぐそばに、入山届けを記入するポストがあります。
でも、世界遺産の知床は基本的に、(住民以外)立ち入り禁止です。
体力が無い方は、観光船 『はまなす号』 で、知床岬にワープできます。
1便目で岬に到着し、4時間ほど観光して、2便目で戻ってくるというのも良さそうですね。
その場合の料金はいくらになるんだろ。
15時30分。
『純の番屋』に到着。
駐車場には見覚えのある車が…
注文を出して店内を見渡すと、先ほど相泊温泉でお話した方が居ました。
相席をお願いして、旅の見所や要チェックポイントを情報交換しました。
『カレイの煮付定食』。
小鉢もついてボリューム十分です。
『この後運転が無ければビールでも飲みたい!』
その気持ち分かります。
どうにも我慢ができない様子で、その方は急遽、この近くの野営場に泊まる事にされたみたいです。 それが正解。 この近くには温泉も沢山ありますからね。 2泊くらいしないと知床の魅力は十分に味わえないかもしれません。
来年は国設知床野営場に連泊してじっくり観光したくなりました。
その方は、キャンプ場に向かうために一足先にお店を出られました。
連絡先のメールアドレスを交換してお別れです。
楽しい時間をありがとうございました。
さて、この時間になると上士幌はほぼ無理。
現実的な距離ですと、 『つるい村民キャンプ場』 あたりか…
17時40分。
中標津市街の区役所目の前でBlog更新。
そして、開陽台近くの北十九号へ。
説明は不要ですね。
地元のカメラマンに写真撮っていいかと聞かれて快諾。
写真を撮るはずがとられる立場になるとは…
ついでに開陽台の展望台手前の駐車場へ。
いい雰囲気ですね。 少し雲は出てますが北海道の広さを実感するには十分な景色です。
そろそろ、日没みたいですね。
本日の幕営地って、どこでしたっけ??
そうそう、
『別海ふれあいキャンプ場』 でしたよね。
今日の別海町はお祭りの前夜祭で、道路を神輿が練り歩いてます。
受付のおばちゃんと少しお話してテントサイトへ。
ここに来るとなんとなく、"帰ってきた" 感覚になります。
居心地がいいので何度も来てしまうんですね。 (おかげで新しいキャンプ場の開拓が進まない…)
お隣さんは若いご夫婦。
いつもの設営場所にてテント設営です。
すっかり陽が落ちましたが、近くの
Seicomart へ買出し。
おさけと少しのツマミで済ませます。
移動距離は少なく、疲れもほとんどありません。
そのしわ寄せは明日以降に清算です。 明日、美瑛までの移動距離の計算が怖い。
ということで、明日も早朝出発確定です。
ちょっと早めの22時に就寝。
■本日のルート
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