参天(Kiva)も結露した水分でガリガリに凍結してます。
DAKARのスクリーン、メーターパネルも…
天気はいいのですが寒いので、参天内で質素な朝食です。 インスタントコーヒーとパンで手軽に済ませます。
撤収作業も1時間ほどで完了。 心配していた参天も空気が乾燥しているのかあっという間に乾きました。 地面には5角形に氷の破片が散らばってました。
8時。 出発直前に記念撮影。 今日は昨日分の遅れ(恵比須浜CP場~夕陽丘CP場の約50km)を挽回する必要があります。
気温は低いのですが天気は良く、最高のツーリング日和です。
信号待ちの度に写真撮影してます。 まだ交通量も少なく"変な目"で見る人は少ない。
途中の『道の駅 宍喰温泉』でトイレ休憩に入りますが、屋外・屋内ともに見事な連係プレーで"清掃中"(汗) 仕方が無いので先に進みます。
R55から室戸岬方向の眺めです。 車の流れはほとんど無く自分のペースで走れます。
気温も上がってきていて
ぽかぽか陽気です。
あっという間に室戸岬に到着。 少し風がありますが、心地よい春の風です。
ちょうど岬に居合わせた20代の "HONDA CB1300 SB"乗りの方と話を交わします。 この陽気に誘われて徳島からツーリングに来たとのこと。 サーキット経験もありバイクは複数台所有されているとか。 たまに中年ライダーとツーリングに行くとすぐに林道やダート道に入ろうとして困るとか。。。 中年ライダーの気持ち分からないでもない。
室戸岬は神社やお寺が点在しています。 時間があればあちこち見て周りたいのですが、いつもの様にそれほど時間に余裕はありません。
このあと、昨晩たどり着けなかった『夕陽丘キャンプ場』に向かいます。
岬から山側の道に入って、つづら折りの急勾配を駆け上がっていきます。 岬に在るお遍路のお寺『最御崎寺』を更に先へ進むとどんどん道が悪くなっていきますが、急に視界が開けてきます。
きれいに整備されたキャンプ場ですが、ひと気が無くヒッソリしています。 芝生が敷き詰められたキャンプサイトは区画割りされていて、キッチリ管理されているといった印象です。 木陰と日向の部分のバランスが良いな。
水周りもきれいです。 バーベキュー用の暖炉?やテーブルもあります。 ゴミ捨てもOK。
トイレとシャワー室が備わっている建物も清掃が行き届いてます。
当然、トイレは水洗式。 洋室トイレ完備。
無料(?お金を入れるところがありません)のシャワールームもあります。 都内近郊にもないほど充実した設備です。 フリーサイト1,000円/泊ですが、
納得の設備です。 建物も新しくここ1~2年で出来たのでしょうか… ここに泊まりたかった…
次回の九州ツーリングへの中継地点として利用しようと誓う。
黄色い小さな建物は非難小屋でしょうか。
一瞬、今晩の宿泊地に… と考えましたが、予定が狂います。 未練を振り切って本日の幕営地に向かいます。
『夕陽丘キャンプ場』から国道に戻る途中、
良い景色に巡り逢えました。 後で気が付きましたが、2008年度版のツーリングマップルにも載っていた風景です。
この後、この海岸線を安芸、高知方面に進みます。
もう11時頃ですが交通量はまだ少なく、良いペースで進めそうです。
12時。 フラッと立ち寄った『道の駅 安芸』で焼きたてパンを購入。 いやぁ~、あまりにもおいしそうな良い匂いがしてたもんで、つい。。
13時頃でしょうか。 高知市街に到着。 ここは路面電車が走っているんですね。 北海道の函館にもありましたが、普段あまり目にしないので"遠くまで来たなぁ"と感じます。
休日、大通りの車の通行を止めて、日曜市をやってました。 露店が長さ1,000m以上にわたって連なっています。 凄いお客さんの数です。
思わず、『土佐牛の串焼き』をオーダー。 その場で焼きなおして暖めてくれます。 肉質はやわらかくとてもジューシー。
ツーリング雑誌『OutRider』の"2009年 Vol35"で紹介されているで高知名物?の
『田舎すし』を購入。
近くのアーケード商店街の一角にあったベンチで食す。 "こんにゃく"や"椎茸"、"ミョウガ"、"タケノコ"などの地元の山野菜を"すしネタ"のように使ってます。 素朴な味ですが、とてもおいしい。
そういえば、
高知はE-mobileのエリアに含まれてたな…
ブログに四国へ無事に上陸の報をアップして出発!
R56~県道41に入ると急に道の状態が怪しくなりました。 『夏枯峠』は民家も無く、1.5車線のブラインドコーナーの連続。 慎重に進みます。 すれ違った車はたった1台だけでした。
15時50分頃、本日の幕営地『天満宮前キャンプ場』に到着。
管理棟に向かいますがここでも管理人不在。 16時まで管理人はいるはずなのですが… この時期にキャンプする人はそんなに居ないので早めに引き上げてしまったのかな?
と言うことで、またまた勝手にテントを張ってしまいました。
管理等以外には、水場と東屋、トイレがあるこじんまりとしていますが必要な設備が整っている良いキャンプ場です。 すぐそばを"最後の清流 四万十川"が流れています。
あと、ホトトギスが良い声で鳴いてるんですよね。 最初、テープに録音された鳴き声を流しているのかと思うほど、ハッキリと 『ホーホーホー ホ
ケッキョ!!』 と鳴いてます。
テントサイトには桜も植えてあり、時期が合えば花見キャンプも出来ます。 残念ながら今はまだつぼみ状態。
昨晩、お風呂に入っていなかったので、久礼市内にある『黒潮本陣』に向かいました。
ここではお風呂と旬の食事が頂けるとのことで期待していましたが、レストランは14時で閉店。 外来入浴も特殊な運用で入館・退館時間が決まってます。2回目の外来入浴は18時30分からですが、まだ1時間近く待たなければなりません。 ここでも調査不足が露呈してしまいました。
でも、高台にあるこの施設からの眺めは見事です。 写真をパシャパシャ撮ってるとあっという間に1時間経ちました。
きれいな温泉施設で内風呂と露天風呂があります。 他のお客さんも大勢いた為写真は無し。
お風呂から出ると、すっかり陽が暮れてました。
キャンプ場に戻る途中に"ヤマザキデイリーストア"があります。 地方のコンビには20時頃に閉店してしまう場合があります。 お風呂に向かうときに予めお店の人に確認。 22時まで営業しているとのことでした。
黒潮本陣で食べ損ねた夕食の食材とお酒を調達。 かなり気温が下がってきました。 天気が良く雲が全くない為、放射冷却現象が起きているのでしょうか…
この寒さは本当に想定外です。
キャンプ場に戻ると、再び参天内に引き篭もって食事です。
ビール(シルクエビス)、鰹のたたき、その他モロモロで宴です。
地元食材の"鰹のたたき"は安くておいしい。 コンビニで新鮮なお刺身が購入できるのはうれしいですね。 お酒も進み、頭がジンジンしてきました。
シュラフに包まってラジオを聴いているとまたまた22時に眠くなる。 四万十川のせせらぎが子守唄のようです。 大自然に包まれて就寝。
やはりこの時期はキャンパーって居ないんですね。 真っ暗なキャンプ場は寂しいなぁ。
■本日のルート
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