今日の目的は、旅の終盤にとっておいた
『讃岐うどん』のお店めぐりです。
最初の目的のお店は
『谷川米穀店』。
2008年の北海道ツーリングで、美瑛の『道楽館』で一緒になったBMWライダーに教えてもらったお勧めの讃岐うどん店です。 開店時間を確認すると、11:00。 現在8:00でここから30分程度で到着してしまう。
ちょっと時間が合わないので、ほかのお店を検索…
『やまうちうどん』がヒットしました。 開店時刻は9:00で丁度いい。
朝食は讃岐うどんに決定です。 おなかペコペコで早く讃岐うどん食べたい!
DAKARに乗って5分ほど走ると、何か
違和感が…
妙に
『開放感』がある。
「はて?何か違うような…」
「あれ? なにか物足りない感じ。。」
「あぁ~wwヘ√レvvwwヘ√レvv~!! ウェストバック忘れた!!!」
全財産が満載のバック。 いっぺんに目が覚める。
あ~、やっぱり疲れてるのかな。
そういえば以前も北海道ツーリング終盤、霧多布でソフトクリーム食べた後、ウェストバックを忘れてお店の人が預かってくれたことがあったっけ~(汗)
改めて、気を引き締めて再出発。
あ~、盗られなくてよかった。
ナビに導かれて『やまうちうどん』に到着。 数件の民家の間の細い道をクネクネ曲がり、
「ほんとにこっちでいいのか?」と心配するほど何もないところに隠れるようにお店があります。 この看板は道の横の3m位の平垣の上にあります。 判り難い。
たまたま、予備の駐車場に小さな看板があって、急停車してお店を見つけることが出来たという感じです。
でもこれは逆に期待できます。
私は看板手前の予備駐車場に停めましたが、看板にそって狭い坂を登っていくとお店があります。 その前にも駐車場があるので空いている時はこちらに停めたほうが良さそうです。
こんなに判り難い場所にもかかわらず、狭い坂を車がどんどん入っていきます。
「うはっ!」
このお店の佇まい。 空腹と相まって期待が最高潮!!
お店に入ると9時15分頃にかかわらず、7割席が埋まってます。
さて、
ドキドキ初めての讃岐うどん。 オーダーの仕方がサッパリ分かりません。(笑)
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/ ─ ─\
/ (●) (●) \
| u (__人__) |
/ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
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客の動作を注意深く観察すると、
「
あつあつ」
とか
「
ひやあつ」
とか、呪文が聞こえてきます。
φ(゚Д゚ )フムフム… かけうどんに種類があるみたいです。
「あつあつ … "あつい"うどんに、"あつい"出汁をかけるヤツがほしい時はそういうのか…」
「でも、釜揚げっぽいのが讃岐うどんのイメージだなぁ~」
「ん? しょうゆうどん ってのがある。 これが"それっ"ぽいな。」
「大きさは小・大・特盛 で選べるのか…」
「マスター! しょうゆ(うどんの)小!!w」
マスターではなく、おばちゃんにオーダーが入る。 すると5秒くらいで出汁が入っていない熱々のうどんが入ったどんぶりが出てきた。
「おっしゃー!! 思い通りのやつ出てキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!! 」
その横に天ぷらが数種類山盛りで並んでいます。 ここは超定番の"ちくわ天"をチョイス! 社食のように横移動して最後にお会計。
400円くらいだったかな?
出汁しょうゆは卓上に置いてあってお好みで入れるようです。
さらに"おろしがね"と"生姜"が置いてあります。
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再度、ほかの客を視察。。 みんな、一心不乱に生姜をおろしてる…
「あぁ、なるほど、なるほど。」
そして、一口食べる。 これがまた、旨い!! ツルツルでこしもある。
ふぅ~、あっという間に完食。 満足!
さて、9:30です。
『谷川米穀店』の開店までまだ時間があります。 もう一軒別の店を行こうかと考えて検索しますが、なかなかいい店が見つからない…
また、道に迷うかもしれないし、少し早めにお店に行ってみるか。 時間を潰すスキルの経験値はかなり高い。 しかし、そんな不安を吹き飛ばすような衝撃的な光景が目の前に現れました。
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …!?
。 。
/ / ポーン!
( Д )
まだ、開店まで1時間。
なに? もしかして、讃岐うどんブーム再来!?? (゚∀゚ )三 三( ゚∀゚)
いや、ホント、驚きましたわ。 これほどの人気があるとは思わなかったよ。
でも、早めに来てよかったかも。
既に店の前の駐車場は満車。 バイクの機動力と小回りを生かして、何とか隙間に路駐。
開店まであと、30分ありますが、煙突から煙が出てきたり、窓のカーテンが揺れる度に、行列客からいいリアクションが返ってきます。 そして、30分前倒しでついに開店。 やった!
この時点でこの行列。 目の前の橋を越えて超大行列!!!!!!
お店の中はお客が入り乱れて少々混乱気味です。
ここは1件目の経験を生かしてスマートにオーダーを通す。
で、これ!
(混乱でどんな風になにをオーダーしたか忘れたよ…(汗))
出汁しょうゆとネギは入れ放題!!
そして食す。
『やまうちうどん』よりさらにツルツルしてます。 うどんは少し細めですが、こしは十分。 美味い!
その時、常連が『おかわり』をオーダーしているのを私は聞き漏らしませんでした。
( ̄ー+ ̄)キラリ
ここは、それに続きます。 『釜玉うどん』を追加オーダー。
(興奮してて写真ナイヨorz)
ふ~、サイコー美味かったよ。
本場で食べる讃岐うどん最高!
11時にお店を出ました。 しかし、スゲー行列。
もう、どこが最後尾か分かりません。 お店13時までですけど入りきれるのでしょうか…
さて、大興奮の
『谷川米穀店』を立ち去り、高松の庵治(aji)に向かいます。
目的は、これです。
今さらですが、 『世界の中心で、愛をさけぶ』 のロケ地巡り。
庵治漁港を中心にロケ地が集まってますので、歩いて回ることが出来ます。
手前の市役所は休日で休館。 駐車場に停めておきます。
(実は、もっと漁港寄りに停めても良かったと後で後悔)
お馴染みの『雨平写真館』です。
建物は元々別のところにあったのですが、車の通りが多く危険なので20m程移設されてました。
写真館の横には映画で使用された小道具やバイクが展示されていて、無料で拝観できます。 写真も撮ってOKでした。
ただし、4月からこの展示館は一時的に閉鎖されるようです。 ご注意ください。
拝観は有料になっちゃうかもね。
続いて、ブランコのある丘に向かいますが、その途中にも映画でお馴染みのロケーションが点在。
ブランコのある丘、『皇子神社』へ。
フェンスやブランコに南京錠がたくさん付いていて、ちょっとガッカリ。
でも、ここから漁港全体が見渡せていい景色でした。
そのあと、これまたロケ地の『専修院』へ。
ここでは、食事も出来ますし、土間でコーヒーを頂くこともできます。
ここの住職さんに、お遍路の心得を説かれながら、コーヒーを頂きます。 お話はもとても参考になります。 一度くらいはお遍路やってもいいかも。
お店の雰囲気もいいです。 おそらく10人も入れば部屋が一杯になる広さです。
今日から本四高速の1000円定額開始で混雑すると予想されていましたが、いつもより少ないくらいだそうな。 おそらくピーク時にきても落ち着いてコーヒーなんて飲んでられないのだろうな。。。 今回はいいタイミングで来ました。
ここの右端の空き地に『雨平写真館』がありました。
ここも、映画のなかで印象的なシーンの『王の下沖防波堤』
そろそろ、庵治を立ち去ります。
来た道を戻っても面白くありませんので、グルリと半島を回って鳴門大橋に向かいます。
これは、無人島の『稲毛島』。
似たような島がいくつかあって、どれがロケで使われたのかよく分からん。
とりあえず、全部写真に撮っておきました。
鳴門大橋へ向かう途中に、讃岐うどんの名店横を通ることが分かりました。
『うどん つるわ』です。
ここでも、生じょうゆうどんをオーダーします。 しょうゆや生姜は予め入れられてました。
ここのうどんも個性的で、最初の2件と全く食感が違う。
すごくモチモチしていて、お餅みたいな感じ。 これは面白い! いろいろなお店があるなぁ ほかのお店も行って見たい。
その後、鳴門海峡を横断。 四国に別れを告げます。
(四国は奥深い。。。 帰りたくないなぁ。。。。。)
いろいろ考えます。
(また、来れるよ…)
そうですね。 その一歩を踏み出す勇気と、自由の翼があればどこにでも行けます。
さて、今日の幕営地淡路島の『明神キャンプ場』です。
すでに、陽が傾きつつあります。
ツーリングマップルには
『駐車場脇の芝生サイト…』
とありますが、
そんな綺麗な芝生ありません。
設備は最低限そろってます。 ただ、例によって管理棟が分からず、料金を払えません。
お? ひょっとして、綺麗な夕日が観られるかも。
その前にテント設営を済ませる必要があります。 駐車場で野球をしている小僧たちを無視して設営。 うっかり鳥居の真ん前に設営してしまいました…(汗)
そして、急いで海岸沿いに向かいます。
生で観ないとこの綺麗さは伝えられません。 ツーリング最後のキャンプで最高の夕日を見ることができました。
強風で参天が揺さぶられます。
でも夜半には風も治まり、穏やかなキャンプ最終日となりました。
鳥居の前にキャンプして、『変な夢見なければいいな』 などと考えながら就寝。
■本日のルート
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